吃音の原因は病気や脳と関係とそれぞれの対策 - HAPPY FOX

吃音の原因は病気や脳と関係とそれぞれの対策

  1. 吃音症の知識
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吃音の原因は様々であると言われていますが。その一つには、病気や脳の働きも関係されてます。

今回は吃音の原因と病気や脳の関係について紹介します。

吃音の2つの原因

吃音には以下の2つの原因があります。

  • 発達性吃音
  • 獲得性吃音

発達性吃音と獲得性吃音は、話し言葉が滑らかに出ない発話障害のふたつのタイプです。

幼児期に発症する「発達性吃音」

発達性吃音は、幼児期に発症することが多く、音やことばの繰り返し、引き伸ばし、ことばが出ないブロックなどの症状が見られます。

発達性吃音の原因は、遺伝的な体質や言語発達の影響、周囲の環境などが関係していると考えられています。

発達性吃音の多くは自然に治る可能性がありますが、一部の人は成長しても吃音が続きます。その場合は、言語聴覚士や心理士などの専門家の治療や指導が必要になります。

10代後半以降の「獲得性吃音」

獲得性吃音は、10代後半以降に発症することが多く、神経学的な疾患や脳損傷、心的なストレスや外傷体験などが原因となっています。

獲得性吃音の症状は、発達性吃音と似ていますが、より重度であったり、特定のことばや場面で起こったりすることがあります。

獲得性吃音の治療は、原因となった疾患や障害の治療に加えて、言語聴覚士や心理士などの専門家の治療や指導が必要になります。

病気で吃音になるのは「獲得性吃音」

病気によって吃音が起こるのかという質問は、簡単に答えられるものではありません。吃音とは、話すときに言葉が途切れたり、繰り返したり、引っかかったりする現象です。

吃音の原因は、さまざまな要因が複雑に絡み合っていると考えられています。その中には、遺伝的な素因や発達的な要因、心理的な要因、社会的な要因などがあります。病気も吃音の一つの要因として考えられますが、必ずしも直接的な関係があるとは限りません。

病気によって吃音が起こる場合は、主に以下の二つのタイプがあります。

1,病気や疾患による吃音

一つの場合として、吃音は脳や神経系に障害が生じたことで話す能力に影響が出た場合があります。

脳卒中、脳腫瘍、パーキンソン病などの疾患は、このタイプの吃音を引き起こすことがあります。このような病気は、人々の生活に大きな影響を与える可能性があります。

たとえば、脳卒中の後遺症によって、日常生活での簡単なコミュニケーションも困難になることがあります。

また、脳腫瘍の治療によって、長期的に話す能力が制限される場合があります。

2,精神的な影響による吃音

もう一つは、精神的なストレスや不安が高まったことで、話すときに緊張や恐怖を感じた場合です。これは、うつ病や強迫性障害、社交不安障害などの疾患によって引き起こされることがあります。このタイプの吃音は、心因性吃音と呼ばれます。

病気によって吃音が起こる場合は、その病気の治療や管理が重要です。

また、吃音自体に対しても、言語聴覚士や心理士などの専門家の支援を受けることが有効です。吃音は治らないと思われがちですが、適切な対処法を学ぶことで、話す自信や快適さを高めることができます。

「脳」はどちらの吃音原因にもなる

まず、吃音の原因と脳の関係について少し紹介します。

吃音と脳の働きの関係

脳は左半球と右半球に分かれており、それぞれが違う役割を担っています。左半球は言語や論理的思考を司り、右半球は感情や直感を扱っています。通常、話す際には左半球が活発に働くのですが、吃音のある人は右半球が過度に活動していることがわかっています。これは、脳内での情報のやり取りがスムーズに行われていないことを示唆しています。

さらに、吃音のある人は、音を聞いて処理する聴覚野の構造や働きにも違いが見られます。聴覚野は自分の声を聞いて調整する機能も持っていますが、吃音のある人はこの機能を上手く活用できないことがあります。その結果、話す速度や声の大きさを適切に制御できなくなることがあります。

吃音は脳の構造や働きの違いが原因で起こる可能性が高いですが、成長過程や環境、学び方なども関係しています。

脳が吃音の原因になる理由

発達性吃音と獲得性吃音の両方に脳が関係しています。

発達性吃音の場合、遺伝や神経性の原因があることがあります。これについては、詳しいメカニズムがまだ明らかにされていない部分が多いです。

一方、獲得性吃音の場合、脳の原因は交通事故や外部からの刺激などが考えられます。実際、物理的な損傷があると吃音の症状が出ることがあります。

また、獲得性吃音には心理的な影響もありますが、これは一種のトラウマ的なものと分類できます。

病気が原因の吃音の改善方法

獲得性吃音とは、脳卒中や外傷などで脳に損傷が生じたことが原因で、話すことができなくなったり、言葉に詰まったりする症状です。このような症状が現れた場合、言語聴覚士という専門家の指導を受けることが大切です。言語聴覚士とは、言葉のリハビリテーションを行う人で、吃音の原因や症状に合わせて、発話の練習やリラクゼーション法などを教えてくれます。

また、周囲の人々にとっても、吃音に対する理解と支援が求められます。吃音の人に対して、優しく耳を傾け、支えることが必要です。吃音は治るものではありませんが、適切な支援を受けることで、生活の質を高めることが可能です。このような症状に陥った場合、自分自身を奮い立たせ、自分のペースで話すことや、吃音を恥ずかしがらずに、自信を持って話すことが大切です。言葉は、コミュニケーションのための大切なツールです。獲得性吃音による障害を乗り越え、自分の思いを正確に伝えることができるよう、努力を続けましょう。

精神的な原因での吃音の改善方法

心因的要因の獲得性吃音の改善方法について、以下の段落で説明します。

獲得性吃音とは、生まれつきではなく、何らかの原因で後天的に発生した吃音のことです。

心因的要因とは、ストレスやトラウマ、恐怖などの心理的な問題が吃音の原因となっている場合を指します。心因的要因の獲得性吃音の改善方法は、一概には言えませんが、一般的には以下のようなものがあります。

  • 心理療法:吃音の原因となった心理的な問題を解決するために、専門家のカウンセリングやセラピーを受けることです。自分の感情や思考を正直に話すことで、自信や安心感を取り戻すことができます。
  • リラクゼーション:吃音は緊張や不安が高まると悪化する傾向があります。そのため、リラクゼーション法や呼吸法などを用いて、心身をリラックスさせることが大切です。音楽や瞑想なども効果的です。
  • 吃音療法:吃音を改善するための技術や方法を学ぶことです。例えば、ゆっくりと話すことや、言葉の頭に母音をつけることなどがあります。吃音療法士や言語聴覚士などの専門家から指導を受けることが望ましいです。
  • 自己受容:吃音は完全に治すことが難しい場合もあります。その場合は、自分の吃音を受け入れることが重要です。吃音は自分の個性や特徴の一部であり、自分を否定する必要はありません。周囲の人々にも理解や支援を求めることができます。

心因的要因の獲得性吃音の改善方法についての説明です。吃音に悩む人は、自分に合った方法を見つけて、積極的に取り組むことが大切です。

まとめ

この記事では、吃音の原因と病気や脳の関係について紹介しました。しかし、実際には、吃音の原因は非常に多岐にわたり、複雑なものであることが分かっています。

精神的な病気によって引き起こされる場合がある一方で、その他の要因も存在します。例えば、遺伝的要因や脳の損傷、またはストレスや緊張などの心理的要因が挙げられます。

このように、吃音の原因は多岐にわたるため、対策も様々です。ただし、どのような原因であっても、自己判断はせずに、まずは吃音の専門医に相談することをお勧めします。専門医は、吃音の原因を正確に特定し、適切な治療法を提供することができます。

また、自分でできる対策としては、ストレスを減らすことや、ゆっくりと話すことなどがあります。自己流の対策を行う前に、まずは専門医に相談し、正しい情報を得るようにしましょう。

なおき

3歳の頃から吃音を発症。

日本吃音協会で同じ吃音者と出会い「同じ吃音者でも様々な意見や価値観の人がいる」と知りました。

吃音悩む人が少しでも少なくなればいいと思い、記事を作成しています。

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